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2017年9月

2017年9月28日 (木)

野島健児さん3rdアルバム&コンセプトブック発売!

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声優・野島健児さんの 3rdアルバム「Don't Worry ~モノタリナイ物語~」

CD&コンセプトブックが本日発売になりました!

今回もコンセプトブックを撮影させて頂きました。とても素敵な仕上がりです

撮影前の打ち合わせで今回はほぼ写真だけで見せる一冊にしようと言うことになり、レコーディング風景・森の中(自然)・古民家で撮影しました。

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自然と古民家。野島さんにぴったりのシチュエーションでした。

撮影場所は大月市。どこで撮影しようか迷っていたところ、ヘアメイクの坂本千恵美さんの地元が大月と言う事でご親戚に急きょロケ場所を探して頂いたのです。

とんとん拍子にロケ場所が決まりました。何かに導かれるかのように・・・

大月市商工会の方に大変お世話になりました!ありがとうございました

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大月の自然はとても素晴らしく、野島さんの少年のような表情を写真に収める事が出来ました。雨予報だったのに突然晴れたり・・・

蝶が歓迎してくれたり・・・

沢山の奇跡が舞い降りてきた神がかった撮影でした。健児さんが引き寄せる自然のパワーに心がときめきます

レコーディング撮影の時から感じていたのですが

「ああ、心地よい」

と。

野島さんの声も詩も音楽もスタッフの笑顔もその時々に見た風景も

「心地よかった」

あの時感じたままがCDとコンセプトブックで表現されていて、CDを聞きながら写真を眺めてとても幸せな気持ちになりました。

元気をもらえて、そして優しい気持ちになれる。なんて素敵なんだろう!!

1st、2nd、そして3rd。

コンセプトブック・三作品、制作・構成・撮影に関わらせて頂き、とても感謝しています。

振り返って過去の二作品も聞いて・見てみました。どれもいい

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ぜひ皆さんに聞いて・見て頂きたいです

野島健児さんのCD&コンセプトブックはコチラ からどうぞ!

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2017年9月16日 (土)

ポージングについて

写真撮影でご飯を食べさせていただいて、23年になります。これまで色々な事がありました。何度もカメラマンを辞めようと思いました。フリーで続ける事の苦しみを多々味わいましたがなんだかんだ23年間続けています。結局写真を撮る事が好きだからでしょうね。他に生きる道が思い付かなかったからかもしれません

ポートレート・風景・舞台・ダンス・スポーツ・飲食などなど・・・様々な撮影をやらせて頂いていますが、仕事の大半はポートレート撮影です。

人物撮影で重要なのはポージング付け。

撮影に慣れているモデル・俳優・タレントさんの撮影は、ポージングは大体お任せが多いのですが、新人さんだったり、一般の方で写真慣れしていない方にはカメラマンが一からポージング指示を出します。

撮影慣れしてる方には、まずは立ち方の姿勢と手の所作、左右の振り、座りポーズ、そこからのバリエーションを限られた時間(超有名俳優やタレントだったら長くても15分!)で撮り終えなければなりませんので、被写体も撮り手もプロフェッショナルじゃなければ成り立ちません。

売れっ子の方々は雑誌やwebのちょっとした記事のスチール撮影にそこまで時間をかけられないのが現状です。

※写真集などの一冊撮影は長く時間をかけて撮影します!

しかし、私が長年やってきた「グラビア撮影」はそうはいきません。女性らしさやセクシーさを男性に向けて表現する為の撮影であり、かなり難しいポージングや衣装チェンジ、表情が要求されます。ベテランの女優さんであっても長時間かけてじっくり撮る事も多々あります。柔軟な身体でなければできないポーズだったり。ロケやスタジオに移動したり。男性目線の表情やライン・陰影だったり。カメラマンの技術はもちろん、モデルの身体能力が高くなければ出来ない事が多いのです。

「異性目線を気にした商業写真」

これがいつしか私のポートレート撮影の原点となりました。

この事で苦しめられました。23年間・・・(笑)

しかし続けているのは・・・・・・面白いから!!

勉強させられる事だらけ。今もなお。

異性に求められる女性像を突き詰めようと思っても、私は女ですから、どこかで女性目線が入ります。

「異性が求める事+同性が求める事」

この鬩ぎ合い!

もちろん私が撮影しているのはグラビア分野の仕事だけではないです。が、15年前以前はほとんどこの分野ばかりでした。

ここで培ったテクニックは最強だと今しみじみ感じます。なので、どの分野のポートレート撮影依頼があっても対応出来る自信があります。

「その人を撮れ・魅力的に」

私に来るオーダーの軸はこれだと思います。どの場面でもそれを意識して撮影しています。

ご本人そのままの美しさはもちろん、演じる役に沿った絶世の美女や殺人犯、イケメン王子や半狂乱の人、最強のオタクや女装男装全て・・・個人の魅力はもちろん、役柄に繋がる撮影、曲に合わせたアー写などなど・・・

それぞれの分野の中でキラリと光る魅力が撮れたら最高だと思います。

グラビアは、薄着~ヌード撮影がほとんどですから、粗を隠す事が難しいです。クライアントによっては後の修正を考えたポージングが必要です。そのさじ加減の指示も人それぞれ。

最初から「修正をあまり必要としない」撮り方であったりヘアメイクであったり。

そこは昔と変わらず職人としての技術が発揮出来る部分でもあります。

「修正がやりやすいだけの撮影をやってくれればいい」

そう言われたら私はそのお仕事は基本お断りです。

過度の修正=別人

そうなりかねないですから。データ作成として、色味やコントラスト、肌の滑らかさを調整する事はカメラマンとして当然やるべき事としてとらえています。

が、Photoshopで完全なる別人を作る事を前提とした(ラ〇ザップのビフォーアフター※

ラ〇ザップのビフォーアフターは本物です!)そんな変化が全くないのにマイナス20キロ減の状態に修正する)などは、全く興味がありません。ある程度のレタッチはこのご時世、アリだとは思いますが、体重20キロ以上減、バストをAからFカップにするだとか・・・実際私が撮った写真でレタッチャーがそこまでの修正をかけている事もあるかもしれませんが、私はそこまでの修正をする前に、写真上でマイナス5~10キロ減に見える撮影やメリハリボディで写すように心がけています。そうじゃなきゃ、カメラマンのプロフェッショナルと名乗れないと思うのです。

女性男性関係なく、求められている事を前提に個々の個性を活かす事に徹しています。

最初から全く違う変身撮影をする場合は別です。それはその分野として撮影をします。求める側がどこまでのクオリティを望んでいるかを最初に確認した上で後の加工は重要になります。が、しかし、顔や体を極端に変形させる事はしないように心がけています。

ですので、撮りの段階でいかに変身させられるのか・・・それが私にとって重要課題です。

ポージングテクニックは文章や口頭で説明しても、個々で全く違うので会って直接ポージング指導をし、カメラを向け、どう写るかをご本人に確認して頂くのが一番分かりやすいと思います。

長々と書いてしまいました。ごめんなさい!

9月23日 Pmiracle 特別企画ではお一人お一人と向き合い、最高の角度やポージング、姿勢矯正、表情の作り方などをご指導させて頂きます。そしてラストは自撮りテクニックをご伝授したいと思います。痩せて見えるように写りたい、自然な笑顔で写りたい、ナチュラルな自分を写したい、痩せ型でもメリハリボディに写りたい・・・などなど。お悩みに合わせてご指導致します。

「シンデレラ眉毛レッスン&ポージング・自撮りレッスン」残り3席です!

ヘアメイク坂本さんの眉毛レッスンをじっくり学んだ後、自分をどう見せるか、自分がどう見えてるかを客観視して下さい

9月23日のご予約・お問い合わせはコチラ !!

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2017年9月13日 (水)

ヘアメイク坂本千恵美さんインタビュー

今日は私が大切にしているコラボユニット Pmiracle の相棒・ヘアメイクの坂本千恵美 さんにインタビューしてみました!

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私は昔々編集をちょこっとやっていた事もあり、インタビュー企画が大好きなのです

9月23日(土)に開催される Pmiracle 特別企画

「シンデレラ眉毛レッスン&ポージング・自撮りレッスン」

詳しくはコチラ

坂本さん個人では何度も開催しているシンデレラレッスン

今回はPミラ特別コラボです!!

今までのメイクレッスンの詳細は坂本千恵美blog をご覧ください♡

さてそろそろ、坂本さんへのインタビューを・・・

気楽に読んでみて下さい

Q:ヘアメイクになろうと思ったきっかけは?

坂本(以下S):ハハハ、これって必要?(笑)
高校生の時に漠然とファッション誌を見ていて、雑誌に載る様なヘアメイクになりたいと思っていたら、私の兄がヘアーカタログで当時アイドルだった国生さゆりさんを担当していているのを発見したんです。兄に出来るのなら、私にも出来るんじゃないか!?がきっかけです(笑)。若かった!!

Q:すっぴんの状態からその人に合うヘアメイクはどうやって考え付くの?

S:分からない(笑)。上から何かが降りて来て、突然思い付く!?(笑)

Q:ヘアメイクは足し算引き算があると聞きますが、一体どうゆうこと?

S:メイクは色をのせる、塗ると思っている人が多いようですが、そうではないのです。
プラスするだけでは無く、手を加えない勇気も必要。基本はあるのでそれにのっとって進めて行き、プロポーションに沿って行きます。でもその基本とプロポーション通りでは無く、ちょっと逸れた方がその人らしさが出るポイントがあるんです。

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Q:この秋冬オススメの配色は?

S:苦手な質問ですね~(笑)。赤のリップかな。

Q:眉毛を描く際に一番気を付けるポイントは?

S:近くばかり見ない!眉毛だけ見ない!

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Q:ヘアメイクで一番大事な点は?

S:光と影

Q:坂本さんが目指すヘアメイクとは?

S:その人の本質、生命力を表現する。

Q:ヘアメイクに悩みを持っている皆様にメッセージをお願いします

S:メイクが苦手、メイクする事に罪悪感があるなどの理由でメイクをする事を諦めてる方が多い気がします。メイクをして新たな自分と出会い楽しむ事で自分にも変化がある事に気が付いて欲しい
自分がウキウキできれば周りの人達も楽しくなる物なのです

Q:坂本さんのメイクレッスンの詳細を教えて下さい

S:一人、一人丁寧に違いを見て説明し、一辺倒の描き方では無く、自分自身でも描ける様、ポイントを伝えて行きます。

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以上。坂本千恵美さんのインタビューでした

坂本さんの気さくな感じをお伝えしたかったので、ご本人の言葉で掲載しました

眉毛レッスン、私ももちろん参加します。眉毛を描くことが苦手で、長年プロのヘアメイクさん達にご伝授頂いているのに未だに上達しません

坂本さんのレッスンで自分に合った素敵眉毛を描けるように頑張ります!!

皆様も是非この特別企画をお見逃しなく!

次回は(多分今週中)私が人物写真を撮る上でとても力を入れている「ポージング」について書こうと思います。どんなポージングを心がけているのか、私のポージングの付け方を詳しく書きたいと思います✨

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