大泉美佳写真展
Mika Oizumi Photo Exhibition
「Alive ~Japan scenery and people~」
2019年3月11日(月)~4月26日(金)
フォルテック一級建築士事務所
平日/土 9:00~18:00
東京都新宿区若葉1-16-7 BoisGrand 四谷若葉 1F

ポートレート写真展、いよいよスタートします📷
無事、セッティング完了しています!
このガラス窓に作品達が飾られています。
月~土 入場無料です。(3月11日~4月26日の日没まで。ライトアップはございません)
いつでもご覧いただけますので、散歩がてらふらりと寄って頂けたら嬉しいです。
フォルテックの社内には私が昨年撮影した言奏幻写ビジュアルブックの見本や今回の展示作品販売のお知らせ、DM用ポストカードをご用意しております。
外から見る展示ですので、私は在廊しておりませんが質問や作品購入のお問い合わせについてはフォルテックの社内に案内を置いておりますので、遠慮なくお尋ね下さい

日本の風景と人
「生きている」
と言うテーマで撮影しました。
何故こんなに壮大なテーマになってしまったのか、自分でもよく分からないのですが(笑)

人物写真展は久しぶりの開催です。
十数年前、人物だけの写真展を開催したのは
「女の奥の部分」
と言うテーマでした。
女性の「生」を撮った作品です。ヌード写真も展示しました。
ドキュメンタリーに近い作品でした。なかなか重い撮影でしたが、被写体の方々と「生きる」とは、を共有し、やり切った貴重な時間でした。
あまりに濃い撮影と展示だったので
それからしばらく人物写真の展示をやりたいと思えず!(笑)
なんと、人物写真は今回まで個展をしませんでした

その後、東日本大震災があり、私も生死を彷徨う病が何度かあり。「女の奥の部分」で被写体になってくれた親友も一昨年病気で亡くなりました。
シャッターを切る瞬間が「今」で、切った直後から「過去」になる。
その瞬間の「今」を残したい。
8年前の今日、3月11日の震災、そして親友が亡くなってからそう感じる事が多くなりました。
写真は記憶・記録として鮮明に残る大切な物でもあります。
ドキュメンタリーでなくても
作られた世界でも
「今(その時)を生きている」
記録です。
被写体の方々そのものの「生」と私が表現したい「生」を日本の美しい風景と共に撮りたい。そして、日本の「着物」の文化の美しさも表現したい。
今回の個展は、この私の想いを、被写体のお二人とヘアメイク、スタイリストのご協力のお陰で実現する事が出来ました。
私は人を沢山撮影して来ました。
仕事でもプライベートでも、どのような撮影でも、その人が生きている瞬間を記録して来ました。
でも、人の心に本当に残る瞬間は、写真や映像ではなく
脳内の記憶です。
人間の脳が一番素晴らしい記憶を残しています。
脳と身体で感じた事をそのまま素直に写真に納めてみたいと思いました。
被写体の二人には
自然の中で感じ取った感情をそのまま表現して欲しいとお願いしました。
滝の水・雪舞い散る林・歴史のある神社・咲き乱れる桜・富士山・・等々。
それぞれが、その場所で感じる表現をしてくれました。
私からの大きな演出はなく
ただ、感じるままに・・・
生きているを感じるままに・・・
それぞれの表現が素晴らしく。
そして
気が付いたら、私の脳内では
別の場所で、何の接点もなく、歳も離れた二人が
輪廻転生のように繋がっていました。
ストーリーがあるわけではなく
ただ自然にそうなりました。
皆様が展示を見てどう感じるか。
感想をお聞きしたい

良かったら、こちらのblogにコメントをお寄せ下さい。
沢山の方々に見て頂きたい個展です。
何卒、よろしくお願い致しますm(__)m