写真詩
「あの日 あなたは」
理不尽な事は
思いもかけず忍び寄る
九年前のあの日
七十五年前のあの日も
何なのか
なぜなのか
問う力もなく
人々は唯々不安の中に居た
忍び寄った病い
目に見えない細菌に
抗う術べもなく心が沈む
さまざまな手を尽くし
いのちを守ることは
当然のこと しかし
情報の錯綜は
不安を煽り冷静さを見失う
三月の陽射しも
雪と風とに舞い
日毎に変化する不安定さ
人生の節目を祝うこの時期
突如湧いた事態は
子供や若い人のこころに
何を残すのだろうか
歩き続ける道のりで
なぜに出会ったとき
振り還って欲しい
こころの中のあの日を
あの日の あなたを
(2020年3月18日 大和田尚子)
宮城県に住んでいる私の叔母が詩を送ってくれました。
写真は2020年3月29日。
季節外れの雪が舞う東京。雪の中咲く満開のソメイヨシノ。
私はこの風景を一生忘れられないと思います。
| 固定リンク
「桜」カテゴリの記事
- 六月最終日(2023.06.30)
- 4月のあれこれをまとめました(2023.04.26)
- 三月ラスト!(2023.03.31)
- まだまだ撮ってます🌸(2022.04.14)
- 撮ってますよ~🌸(2022.03.29)
コメント
毎年この時期になると、桜の便りが近づいてきて
ワクワクするのですが。
何とも言えぬ、もやもやした不安の中にいる気がします。
私の日常はそこまでは変わらず、仕事の自粛等もなく。毎年の繁忙期を過ごしております。
(少しくらい自粛しようよとも思いますが。ちょっと上層部への愚痴も入ります。)
こういう事態になって、日常、平穏に過ごせることがどれだけ幸せなのか、ひしひしと感じます。
早く収束して、日常を過ごせる日が来ることを祈るのみです。
今は自分にできることをやるのみです。
職場と家の往復だけで、休日は家に引きこもり、ゲーム&二胡三昧です!
投稿: めぐ | 2020年4月22日 (水) 09時32分
めぐさん、コメントありがとうございます!
元気でお過ごしのようで良かったです。
東京はとても大変な事になっております。人それぞれ、自粛に対しての思いが違っているので、事態の収束にはかなり時間がかかるような気がして来てます・・・
どうにか生き延びて、廃業せずに頑張って行きたいと願っております。
とにかく今は感染拡大しないよう、心がけて生活するしかないですね!
めぐさんもどうかお体だけは気を付けてお過ごしください♡ またいつか会えますように!!!
投稿: 大泉美佳 | 2020年4月23日 (木) 03時15分